肺ポジショナーの開発
特許出願:吸引固定器 特願2011-230189
低侵襲手術の拡大とともに,個別の臓器を低侵襲手術に扱うニーズが増えています.
その例として,山形大学と共同研究により肺ポジショナーを開発しています.
脱気した成人の肺は約500gの重さがあります.
肺癌切除のために,通常の鉗子を用いて切除部を把持挙上すると損傷の危険があります.
そこで,安全に挙上するために,吸引ポジショナーを開発しています.
図のように直線形状にしてポートから挿入します.
三角形に変形し吸引面積を大きくすることにより吸引力を増やしています.
Fig. 1 三角形吸引ポジショナー
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