学生からの声

新しい研究室に入ろうとするのは不安がつきものですね。不安になるのは、やはり「研究」と「研究環境」だと思います。
そこで、今石田研に所属している学生たちから、石田研の魅力を教えてもらいました。加工すると学生が伝えたい意図と違ってしまうかもしれないので、そのまま(文体バラバラ、誤字脱字入りで)載せてあります。こういうの良いなって思う人は、ぜひ石田研に来て一緒に研究を楽しみましょう!

〜研究編〜
B4 私の研究は液滴への薬剤濃度勾配付与技術であります。機械系では意外と多くないけど、先輩方の研究を元に、自分が設計して、完成したデバイスをつくることができます。
こちらのデバイスは2018年ノーベル化学賞の指向性進化法に基づき、指の甲ぐらいのデバイスの中で自然進化サイクルを模倣できます。デバイス内の微生物を含む液滴をぐるぐる移動させることで、紫外線での変異、異なる薬剤濃度での淘汰などの作業を行えます。バイオ、小さい液滴の知識(流体力学)、デバイス作りの技術を身につけることができます。
B4 自分は生命現象と工学に興味があり医工学分野に進み、血管を模倣したデバイスの開発を目指して研究を行っています。デバイスの開発は繰り返し実験を行い、より良い作製方法を探るのですが、石田先生や先輩方からアドバイスを頂きながら試行錯誤するのは、学部3年までの学習とは異なる楽しさがあります。また、共同研究先の先生から機械系とは違う目線でお話をして頂けるのですが、それもまた新しい発見があり、興味深い面白さがあります。機械系では生命の授業は少ないですが、論文を読んだり先生方や先輩方から教えて頂いたりしながら自分の研究分野の知識を新たに知ることが出来るのもこの分野ならではの魅力だと思います。
B4 疎水性のPDMSを親水化するという点で、はじめはうまく薬品を扱うことができずなかなか親水化できなかったが、徐々に使い方が分かってきて長期間親水化を維持するコーティングをすることができたときはとても面白みを感じました。他の文献である親水化の方法よりも簡便にできると思っているので、この方法が分かった時には感動しました。またマイクロサイズのデバイスを一から自分の手でつくることができ、設計も自由自在にできるところが気に入っています。
M1 今までできなかった凍結方法が可能になるかも…!
氷の結晶状態の探究!
M1 MEMS技術の開発により,生命や医療分野に貢献する可能性がある
融合すれば,この世にないものを作れる
作製したデバイスにより目に見えない微小な細菌を操作できる
小指サイズのデバイスが少しかわいい
細菌を育てて(培養する)少し愛着がわく?
M1 電子顕微鏡を使った実験ができる、細菌や細胞の生命活動や治療薬の作用機序に関する新たな発見への期待
直接的ではないけどコロナを始めとした感染症に関連する研究ができる、注目されている分野に関われる
D ・学外と共同研究ができる
・工学系でありながら、臨床現場に立ち会えたり医学部の先生と話す機会がある。
・あれこれ自分で考えられるのが楽しい
・立ち上げなので1から自分でできる
・細胞など機械以外のものと関われるのが楽しい
・自分で設計したものを自分で作製できて楽しい
・小さい世界が見えてロマンがある
D 誰も見たことのない景色(小腸内部の流れ)を見ることができる。小腸組織と機械素子(バルーン)を融合することで、小腸内流れを模擬するところに楽しさがある。具体的には、目標に対して機械素子の選定や設計など、しっかり機械工学の学びを使うので「自分は工学の立場の人間です」と再確認できる。上手く行かないことが多いが、自分の考えたことが本当にできた時は、色々と嬉しい。



〜研究室生活編〜
B4 研究テーマに沿って自分で研究計画を立てて進めるので、運動部の部活動と両立ができました。いつも平日にたくさん研究することができました。機械系だけどバイオ関連なので、最初は先輩が丁寧に教えてくれて、何をするかわからないことはありません。
研究テーマは細胞融合や細胞凍結などバイオ関連での幅広くあり、自分で興味をもつテーマを選ぶことができます。
B4 石田研では、近い研究分野の学生どうしでまとまったグループ制度があり、グループには各学年1〜2人ずつ所属しています。実験などで何か困ったことがあれば、グループのリーダーやメンバーにまず相談して、必要に応じて先生や他のグループにも相談してみるという流れになっています。制度として流れが決まっているので、先輩方に相談しやすいと感じています。また、研究の話に関わらず、話しやすい先輩方ばかりで学生どうしのコミュニケーションが多いのも魅力だと思います。
もう1つ大きな魅力と感じるのが、ゼミでの石田先生の研究に関する講義です。研究とは何かから始まり、研究の計画の立て方や論文の書き方など、研究者として必要なことを1つ1つ丁寧に教えて頂けるのもこの研究室ならではの魅力だと感じています。
B4 ある程度の指針は示してくれるので、何をやればよいのか分からず何も進められないということにはならない。しかし、自分でやってみたいことや使ってみたいものがあれば割と自由に進めることができる。
新たなデバイスを作製するにあたって、石田研にある機器でほぼ作ることができ、外部で作る必要がないので、気軽に試作を繰り返すことができる。
先輩や先生に相談しやすく、ゼミなどで進捗を確認する機会があるためだらけてしまうことが少ない。
M1 ・先生・先輩に相談しやすい!!
・Slack, Google Driveで情報の共有がされていて,とても使いやすい.(過去の先輩の資料が探しやすい) ・4コマ漫画のようにメリハリつけて過ごせる
・学部時代にあまり触れなかったバイオ系の知識が必要になり,分からないことも多いが新しいことをたくさん学べる.(困ったことがあればすぐに相談できる)
・意見を取り入れてくれる(実験室MTG,消耗品チェックの仕方等)
M1 ・先輩に相談したら一緒に考えてくれる,サポートしてkれる
・仲の良い,明るい(にぎやかな)研究室・先生がしっかり研究の進め方から発表の仕方まで,様々なことを教わるため成長できる
・1からものづくりができる(設計,製作,検証まで)
・機械と生命の異分野融合研究を行える(他分野の人と話す機会は貴重だと感じる)
・細菌を扱える
・ほかの研究室と共同研究できる
・議論が活発(意見が求められる)
・主体的に動ける
・MEMS技術に関われる
M1 研究室の雰囲気が良い、研究や発表などのサポートが手厚い、自分たちで研究室を運営するから、やりにくいことがあれば自分たちで変えられる
D ・メンバー間の雰囲気が良い。特にグループに分かれていることもあり、グループ内の結束を感じられる
・月一で先生との相談の場が設けられており、研究方針がぶれにくい
・先生やメンバーに研究相談がしやすい
・議論を活発に行うことができる
・資料の作り方、発表の仕方など基本的な部分を学ぶことができる
・全員が真剣に各々の研究に取り組んでおり、刺激を受ける
D 自分で自発的に考えて、実行して...を顕微鏡を通して視覚的に理解できること。すぐに試せるところ。ロボット系とかだと実験に至る設計で時間を食うイメージ。僕は自動車の研究室にいるとき、それが一番苦痛だった。試行錯誤が許されるのが良い。
研究にやる気のある人にとって、周りも一生懸命やる人が多いという点がいい環境。(僕の同期はいかにサボるか、サボったかを自慢していて正直ウンザリしていた)